ブログやサイトを運営していると、リンクを貼って他のサイトを紹介したりする機会は必ずありますよね。
通常、リンクを貼る場合は
<a href="http://●●●.com">アンカーテキスト</a>
このような形でHTMLを記述します。
WordPressや無料ブログなどではリンク用のボタンが用意されていたりして、ワンクリックで簡単にリンクを作成することができます。
自分のブログの中で、他の自分のブログ記事を紹介したい場合はこのリンクの貼り方でも問題ありませんが、全く関係のない他人のブログやサイトを紹介したくてリンクを貼る場合は時と場合によってはリンクの貼り方を考慮しなくてはいけません。
■リンクジュースとSEOの関係
まず、リンクジュースとは何かということを理解しなくてはいけません。
ブログやサイトにはそれぞれ価値の大小が存在します。
例えばYahoo!のトップページのような巨大でアクセス数も非常に大きなサイトは検索エンジンから有益で価値のあるサイトと評価されています。
逆に独自ドメインで作ったばかりの個人サイトは価値が小さいと判断されています。
独自ドメインの個人サイトでも、良質な記事が多く莫大なアクセスが集まっていたり、滞在期間が長かったりするサイトは検索エンジンから評価されていて、書いた記事が上位表示されやすいということになっています。
そういった価値のあるサイトが他のサイトへのリンクを貼った場合、価値のあるサイトの価値の一部がリンク先のサイトへ与えられるという考え方があります。
その一部の価値がリンクジュースと呼ばれています。
価値あるサイトからリンクをもらったサイトはリンクジュースをもらうことにより、少しだけ価値が増しますからSEOの観点から言ってもサイトが強くなります。
自分のサイトのSEOを強くしたければ、被リンクを増やせという考え方はこのリンクジュースという概念からも説明することができるんですね。
たくさんの強いサイトからリンクを貼ってもらえば貼ってもらうほどSEO効果が上がります。
これはリンクをもらう側の見方です。
一方、リンクを貼る側の視点で考えてみましょう。
リンクを貼る側はリンクジュースを渡す側になります。
自分のサイトの価値が少しでも他のサイトに渡ってしまう訳ですから、応援したくないサイトには通常のリンクは貼りたくないですよね。
そういった場合は
<a href="http://●●●.com" rel="nofollow">アンカーテキスト</a>
こういった形でのHTMLを記述すればリンクジュースを渡さずにリンクを貼ることができます。
あまり気にしすぎるのもよくありませんが、自分のサイトのリンクジュースをリンク先に渡したくない!と思われた時はこのHTMLでリンクを貼るようにしていきましょう。
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