マーケティングポジションという考え方があります。
自社製品や自社を市場のどのポジションに置くかを明確にすることで優位な戦略を展開できるからです。
■4つのマーケティングポジション
主に言われているものに4つのマーケティングポジションがあります。
・リーダー
・チャレンジャー
・ニッチャー
・フォロワー
この4つをそれぞれ説明すると
リーダーは市場最大のシェアを持ち、市場拡大や市場シェアの防衛と拡大が戦略となります。
チャレンジャーはリーダーと同じくらいの規模になりますが、業績が悪かったりしてリーダーを追う立場です。
下位やリーダーに勝負を仕掛けるのが戦略となります。
ニッチャーは小規模市場でのリーダーを目指す存在です。
ニッチは隙間と言う意味が有名ですが、力量や才能といった意味も持っています。
自分の力に合わせた市場で活躍する立場を戦略として取っています。
選択と集中とうまく使い、細分化した市場を狙います。
フォロワーはリーダーを模倣することでシェア維持を狙うのが戦略です。
チャレンジャーの標的にもなりやすい立場です。
マーケティングではこのような考え方がありますが、これをネットビジネスに置き換えて考えてみるとなかなかおもしろいものが見えてきます。
まずはネット起業家。
彼らの多くは誰かを模倣しています。
ほとんどがフォロワーということですね。
よく後発組などと言われる事がありますが、マーケティング理論から見てみてもフォロワーなんですね。
逆にリーダーと言われる人は誰かと言うと、川島さんなどの先駆けて個人でのネットビジネスを始めた先駆者たちです。
彼らはまだ現役で活躍していますから、模倣する手段はいくらでもあります。
また与沢翼さんなんかは今やリーダーとなっていますが、彼にお金を払えばフォロワーになる方法を直接教えてくれたりしています。
それが彼の稼ぐ方法であり食いぶちな訳です。
まぁ世間では色々と言われたりしていますが。
商材においても似たような事が言えます。
ネットビジネスの中で大ヒットを飛ばすような商材が発売された後に、似たような商材が違う販売者の手から発売されることは多々あります。
これはリーダーを模倣してフォロワーになるという戦略を取った結果です。
ヒットを飛ばしたカテゴリーの商材は売れやすいですからね。
それが多くなってくると競合の激しいレッドオーシャンになっていってやがて枯れ果ててしまいます。
では自分が稼いでいくためにはどの戦略を取るべきか。
まず取るべきはやはりフォロワーです。
成功者を模倣することで自分で稼ぐ力を身につけていく事が最優先です。
そうしたら守破離の考え方に基づいて、ニッチャーを目指すべきです。
守破離を理解して全体を捉える!
ネットビジネスではニッチャーは大ヒットする可能性を秘めています。
フォロワーの立場で培ったスキルや知識をニッチ分野に展開することも十分可能ですし、ネットビジネスではむしろやりやすいと言ってもいいと思います。
まずは知識、技術レベルと向上させて、最終的には自分の世界をニッチャーから作り上げていくという理想をイメージしておきましょう。
この記事へのコメントはありません。